築基100日トレーニング日記

ラジオ体操から気功・タロット学びの記録です。

不思議なT先輩がやって来た日

先輩であり師匠と仰いでいるTさんから電話があった。 
この師匠は不思議な人。 
わたしの修行は整骨院からスタートした。その整骨院にいた人がTさんだ。 


Tさんからは手技や意識の使い方を教えていただいたが当時はちんぷんかんぷんだった。
20年以上前なので彼も30代前半。
ずいぶんと大きいことを言える人だなと思っていたが、付き合っているうちにこの人の話していることは本当だと思った。 


スゴイのは彼の話していることは今も変わらず一貫としていることだ。 
鍼灸の師匠は教えることが数年で変わる。
しかも大きく変わる。これはとても勇気がいることで、わたしはとてもそのことについて尊敬している。

つまり進化しているということだ。 

臨床現場での感覚はある日突然変わる。変わるというか分かる(見えなかったのが見える)。
見え方感じ方が変わってやり方を変える。 


そうありたいと思うが現場では早急にはやり方を変えることが出来ない。
私の師匠は急に変えられる。 

もうひとりの師匠Tさんは、さほどお会いしたときと変わらない。
これはずいぶんと初期に実践され、ある程度推測されているからだ。 


推測を証明するためにその後の代替医療の世界にいたようなものだ。 
現在は保険会社で不正請求の調査員をしている。 
意識へのアプローチを数年前に勧められた。 
来月ワークショップはその一環だ。 

約20年前だったか突然遊びに行くと連絡がありTさんは福島から飛んできた(まさに飛んできたという印象だ)。 
「君、疲れているだろう」「やってあげるから横になってごらん」Tさんは言うなりオイラを横にしてのヒーリング(手のひら療法/気功療法)をしてくれた。彼の能力驚きだった。 


その日は何となく疲れが取れたような気がしたが、3日かけて体調が上がっていった。 
実はこの時まで疲労のピークだった。 
「今日は何か仕事か何かで東京に来たのですか?」と聞くと「君が疲れているようだったので来た」という。 
まさかと思った。 


「これから食事でも」と誘ったが「今日は帰る」と言って止めたが本当にそのまま福島に帰ってしまった。 
不思議な先輩であり師匠だ。 

無意識に近づく。 
昨日連絡が来たときに無意識について話したら「やっと来たか」と喜んでくれた。 
ああ この人は待っててくれたのかと思った。 

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東京

2007年11月01日