幽体離脱した人が、立て続けに来ている。
ひとりはやはり危篤の時。
声だけは鮮明に聞こえていて「あっナニナニちゃんだ。」聞こえらものだなと思っていたら体が浮かんで天井に友達と自分を見たそうだ。
「私は大丈夫だよ」と天井から手を振ったんだけど。その後三途の川に行ったそうだ。
三途の川とかホントにあったの?と聞いたらあったと。
向こう岸に死んだはずの叔父がいたと。
三途の川と分かったの?と聞いたら分かったと。
自分は死んだんだと思ったと。
天国みたいなところも行って気がついたら病院のベットだったんだってさ。