築基100日トレーニング日記

ラジオ体操から気功・タロット学びの記録です。

旅の灯り/「ふう流ユニツ ト」プロデュース公演 VOL・2

akebonobashi2009-08-10

旅の灯り

作/阿部 照義 演出/清郷 流号 演出補/高野 浩幸

キヤスト

清郷流号 村田美佐子 下元史朗

高野ひろゆき 多岐川まり子 秋篠桂子


品川恵子 木谷匡勝 冨江洋平

島居ちやちや 高沢ふうこ

〒104-0045 中央区築地3-15-l 築地本願寺内 伝道会館2階
TEL. 03-3546-6955 (ホールロビー)

9月4日(金) 5日(土) 6日(日)

料金:前売4,000 円ノ当日4,500 円
(日時指定・自由席)
ブディストホ一ル

チケットは

(有)秋篠企画まで

電話 03-3226-6967

ものがたり

小田原から丹沢の山懐に人った処に柿崎の家はある。

現在は空き家だが、五人の兄弟が母の七回忌の精進落しをするべく桜咲く庭に集まって来る。

名古屋の資産家に嫁いだ長女文恵は夫と死別しマンションに一人住居。

息予の健一は母とその管理する莫大な遺産が心配。

長男太一は新聞記者だったが、今は出版に回されている。

次男博史は建設会社に勤めていたが、不慮の事故で娘を亡くし妻貴和予とも別れ、リストラに遭い不遇な状態。

次女幸恵は教師と結婚し、千葉に住んでいるが、息予の隆が派遣社員で不安定な生活なのが悩みの種。

末っ子の光男は小田原で寿司屋をやっていて、家を守る立場にあるが、何故末っ子の自分がと不満である。

皆が集まると関心はどうしてもこの家をどうするかになる。此処を売って金にしたい太一と売るのに反対の博史に意見は
分かれ、議論は沸騰する。

その中で一人文恵は我関せずと幸恵に、息子の隆に似た男が家から出て来た話をする。

すると幸恵の顔色が変る。

実は隆は行方知れずであったのだ。

そんな所ヘアルツハイマーの気のある文恵を心配して健一がやって来る。

彼は文恵が娘時代に結婚を思った人の死の知らせを持って来たのだ。

その人はジヤーナリストであった。太一は自分が新聞記者になった時に姉が凄く喜んでくれた事を思い出す。

そして、文恵の視線の先には現在の腐敗した日本のマスコミへの鋭い批判があるのを太一は知るのだった。